今年度の評議員会の役員改選にて、坂口千加広会長(60期)の後を継ぎ、会長を務めることとなりました全日制70期卒の松村順史です。大役ですが、同時に大変名誉なことでもありますので、精一杯務めて参ります。何卒よろしくお願い申し上げます。
新しい同窓会組織
この度の役員改選で、同窓会の役員として尽力されました坂口千加広会長、松田一三副会長(51期)、金山博眞副会長(66期)が退任されました。
塚田隆子副会長(67期)、能登路洋三副会長(74期)、細田耕治副会長(76期)、藤瀬みか副会長(78期)には、引き続き副会長としてお世話になります。役員の人数は少なくなりましたが、長く同窓会運営に御協力を頂きました皆様ですので、大変心強く思います。力を合わせてしっかり運営をさせて頂きます。そして今後は、次代を担う80期台の幹事を任命させて頂き、更なる活性化を図りたいと考えております。
同窓会の役割
会則に、同窓会の目的は、「会員相互の親睦を図ること」「母校の発展に寄与すること」とあります。
近年のトピックスは、卒業生の皆様より多額の御厚志を頂き、それを同窓会で管理し、現役の学生達の為に使わせて頂いております。その使途は、(1)米国ボストンでの短期英語学習、(2)英国での短期英語学習、(3)大学進学支援奨学金と研究発表会等の支援事業に使わせて頂きます。全てのプログラムにおいて、対象として選ばれた生徒は、御寄附を頂いた方に報告書と御礼状を書き、感謝の気持ちをお伝えするようにしております。
同窓会館の2階を使用し、2019年度にスタートした志学館の運営も、順調に進展しています。米東以外の高等学校を卒業した学生も全員制服着用で、規則正しく勉学に励んでいます。山根孝正館長(72期)に、「進学のために米子を離れることになっても、人生の一番苦しいときに同窓会や仲間に支えられて勉強したという経験があれば、故郷に対する思いも深まるのではないか」という基本方針のもと、運営して頂いています。決して潤沢な財政ではありませんので、同窓会会員の皆様の引き続きの御支援を宜しくお願い申し上げます。志学館の活動状況は、ホームページにも掲載されていますので、先生方、学生たちの奮闘ぶりを御覧頂きたいと思います。
結び
WITH コロナの現在は、「変化への対応力」が求められる時代であると考えます。
政治、経済、環境、価値観、技術等、世の中は益々スピードを上げて変化しています。それは、地方に住む我々も、本校で学ぶ学生も同じです。我らが同窓会も、変化に対する危機感とそれを乗り越えることが出来る様、出来る事を着実にしっかり取り組みたいと思います。
会員の皆様の御指導・御鞭撻を改めてお願い申し上げ、御挨拶とさせて頂きます。
会員相互の親睦をはかるとともに、母校の発展に寄与することを目的とする。